サイト名

トップ > 補強筋法枠工法

補強筋法枠工法(特許工法)

      土留・斜面安定工法

補強鉄筋と鋼製法枠の組み合せ工法

「補強筋法枠工法」はコスト縮減・工期短縮・長期安定・景観保持に優れた法面保護工です

土木工法辞典《資料編》 p64 より      


[補強筋法枠工法 詳細断面図]

概 要

 法面(1:0.6~)に削孔(φ75)後、セメントモルタルを充填して、異形鉄筋(ネジ節D19~D25、すべり面+1.5m)を挿入し
法面に定着させ発生した摩擦力(4~8トン/5m、1本)を利用し法面を安定・保護する工法。

補強筋法枠工法PDFファイルを参照。

使用機器材

バックホー(0.6m3)搭載削孔機φ75オーガー型式
 (実績=削孔深15m)

  • 異形鉄筋(ネジ節) D19~D25。
  • 植生シート(種子入り、不織布) t=10mm。
  • ワイヤーメッシュ(φ4,100X100、溶融亜鉛メッキ500g/m2)。
  • 鋼製法枠(等辺山形鋼100X100X7、溶融亜鉛メッキ550g/m2) l=1.2m 重量約13kg。
  • セメントモルタル( セメント 1 : 砂 1 : 水 0.42 + 流動化剤セメント量の0.1% )。
[補強筋法枠工法 一般施工図]

特 徴

法面に挿入した補強鉄筋に鋼製法を組み合わせ、六角ナットで強力に締め付け(20kgf・m)擬似荷重により、
鋼製法枠の軽さを補い、2トンの自重を負荷した状態で法面を安定させます。使用資材は、特殊な品は一切使わず市販品の加工で行います。
*安定計算は「日本道路公団」平成10、14年編、設計・施工要領による。

効 果

工期短縮・コスト縮減効果
景観確保と環境保全効果
完成後の断面が小さく、構造物の突出がなく、緑化面が景観できる。
植生シート法面緑化でガリ浸食がなく、濁水の発生が無い。
耐震効果
 鋼製法枠は軽く地震の振動に順応し、締め付け穴に余裕があり、地盤と一体化した軟構造。

設計方針


ページのトップへ戻る